4月18日に行われました、ITS Japan主催 コミュニティプラザ「地域におけるライドシェアを考える」において
当社代表・砂川章雄がパネルディスカッションに登壇いたしました。
我が国において、少子高齢化や地方の過疎化が進む中で交通空白の課題はより大きくなっています。
そこで近年制度化が進み期待されているライドシェア(公共ライドシェア/日本版ライドシェア)について、
国土交通省(墳﨑地域交通課長)、富山大学(堀田教授)、一般社団法人ジソウラボ(島田代表理事)とともに議論しました。
墳﨑課長からは、国土交通省「交通空白」解消本部をはじめとする国の取り組みや官民連携プラットフォームの活動、そして特徴的な地域での先進取り組みなどについてお話がありました。
(特に、複数自治体(つくば市、土浦市、下妻市、牛久市)が連携して実施する地域連携ライドシェアの取り組み事例など非常に参考になりました)
堀田教授からは、各年代の地域での移動データや地域交通に関するアンケート結果など貴重なデータや知見のご説明がありました。
(地域の足の確保に向けて、「400円程度の運賃なら支払う」といった住民アンケート結果等も示唆に富むものでした)
島田代表理事からは、ジソウラボの「人づくり」の取り組みをはじめ、南砺市井波地区における移動課題の現状や地域での取り組み状況についてご説明がありました。
(地域に住む、様々な得意分野を持つ異業種の人たちが力を合わせることでパワーを発揮する良い事例でした)
当社・砂川からは、自治体と企業と両方に詳しい立場から、公共ライドシェアを活用・地域導入する上での国からの支援のあり方や大学、企業に期待すること等についてお話しいたしました。
(特に、国の制度の情報や各地の好事例などが自治体職員に伝わるよう、各地での情報共有の取り組みがさらに必要であることや、自治体人材育成に向けた大学機関への期待、仕組み実現に向けた地域での企業の役割などについてお話ししました)
今回の議論を通じて、今後さらに多くの地域でライドシェアやデマンド交通などの取り組みが加速し、地域交通課題の解消につながることを期待するとともに、Oneness Linkも企業・自治体の支援を通じて貢献してまいります。