官民連携プロジェクト支援のリアルな流れ
官民連携の案件は、どのように形になり、進んでいくのでしょうか?
「提案」から「実証実験」「予算化」「プロポーザル(入札)」、そして「落札・横展開」までの流れをわかりやすく整理しました。
案件の典型的な流れ
- ① 提案 … 自治体の固有課題に対して「こう解決できます」という提案を行う。
- ② 実証実験(モデル事業) … 提案が通れば、小規模に実証し効果やリスクを検証。
- ③ 予算化 … 実証結果を踏まえ、予算案に反映。エビデンスを揃える。
- ④ プロポーザル(入札) … 実証成果や改善点を仕様書・評価基準に落とし込み、入札対応。
- ⑤ 実績化・横展開 … 落札で実績をつくり、同様の課題を持つ他自治体に横展開。
実証実験の重要性
実証段階では「効果がどの程度出るのか?」「費用感は適切か?」といった点を検証します。
特に大事なのは、財政課からどんな突っ込みが入るかを予測して、耐えられる実証設計をすることです。
横展開のコツ
1つの自治体で実績を積んだら、それを隣接や類似条件の自治体に紹介・提案していくことができます。
例えば…
- 人口規模が近い自治体
- 過疎化の度合いが似ている自治体
- 同じ分野(公共交通・観光・福祉など)の課題を共有している自治体
こうした“似た課題を持つ自治体”をターゲットにするのが横展開の王道です。
Oneness Linkの支援スタイル
Oneness Linkでは、このプロセスをクライアント企業と伴走しながら進めています。
実証実験の設計、プロポーザル資料の作成、入札対応、そして横展開まで――
単なる助言に留まらず、現場に一緒に入り込んで支援するのが私たちの強みです。
まとめ
✔ 官民連携案件は「提案 → 実証 → 予算化 → プロポーザル → 落札 → 横展開」という流れ
✔ 実証実験では「財政課の突っ込み」を想定した設計が成功のカギ
✔ 実績をもとに、似た課題を持つ自治体への横展開が拡大のポイント
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官民連携のエキスパート集団・ Oneness Link株式会社(代表取締役:砂川章雄) では、企業と行政をつなぐ専門的なサポートを提供致します。
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