初心者向け|官公庁・自治体事業の最初の一歩とつまずきポイント
官公庁・自治体事業に挑戦しようと思ったとき、「どこから始めたらいいのか?」と迷う方は多いものです。特に初心者の方がよくやってしまう“失敗パターン”と、“正しいスタートの切り方”について解説します。
よくある失敗パターン
- いきなり自治体に「うちの会社はこんなことをやっています!」と売り込みに行く
- 役所の担当者にとっては「営業されている」と受け止められ、拒否感を持たれやすい
- 結果として「そういう話は結構です」と門前払いされることも少なくない
恋愛にたとえると…
このパターンは、まるで「自分のことばかり話す人」と同じです。相手のことを知ろうともせず、自分を売り込むばかりでは距離は縮まりません。
大事なのは、まずは“相手(自治体)のことを知ろうとする姿勢”です。
正しい最初のアプローチ
まずは、自分の会社がある自治体について調べることから始めましょう。特に、自社の事業領域と関連する政策を確認するのが重要です。参考になる資料は以下の3つです。
- 総合計画 … 自治体の最上位計画で、将来像や重点施策が明記されています。
- 予算書 … 毎年公開され、どこに予算を投じるかが一目でわかります。
- 報道発表 … 直近の取り組みや課題意識が把握できます。
これらを読み解くことで「自治体は今どんな課題を重視しているのか?」を理解でき、その課題解決に自社がどう貢献できるのかを考えることができます。
実際の進め方
Oneness Linkの支援では、クライアント企業の事業内容を一緒に確認しながら、
- 「この政策には、こういう提案ができる」
- 「この切り口なら課題解決につながる」
といった形で整理を行います。そのうえで、いきなり売り込むのではなく、
「まずは少しお話を聞かせてください」
というスタンスで訪問し、自治体の課題や取り組みをヒアリングすることから始めます。
こうした流れの中で、自社の製品やサービスが「ここで役立てるかもしれない」という接点を探ることが、成功の第一歩となります。
まとめ
✔ 自治体事業は“売り込み”から入ると失敗しやすい
✔ 総合計画・予算書・報道発表を確認するのが王道の第一歩
✔ 相手を知り、課題解決につながる提案を探る姿勢が成功のカギ
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