COLUMN コラム

9.当社コンサルタントに聞く! 額田健太郎 編

9.当社コンサルタントに聞く! 額田健太郎 編

「行政に選ばれる提案づくり」で企業の社会貢献を支える 額田健太郎さんとの対談

聞き手:OnenessLink株式会社 代表取締役 砂川章雄

🗣 砂川:
まず、最初に県庁に入られた経緯から伺えますか?

🧑 額田:
大学卒業後、都道府県レベルで広域的に仕組みを作ることに興味があり、行政職を選びました。損得勘定なく社会課題に取り組める立場として、県庁に入りました。

🗣 砂川:
県庁ではどんな仕事に携わっていたんですか?

🧑 額田:
最初は土木事務所で、道路・河川・公園などの許認可業務を担当。現場での確認や調整なども多く、困難な案件にも対応しました。次に福祉系の部署に異動し、高齢者施設整備の補助金や公募手続きを担当。さらに保健医療の部署で不妊治療支援を担当し、新規事業の立案・予算要求から啓発活動まで幅広く取り組みました。

🗣 砂川:
それぞれの部署で、かなり実務的な経験を積まれたんですね。

🧑 額田:
はい。補助金業務では審査実務を深く経験しました。事業立案も予算を通すために財政部局との折衝を繰り返しました。県民向けのセミナー企画や、有名人を起用した啓発イベントも担当しました。

🗣 砂川:
退職後、独立されてからはどんな活動を?

🧑 額田:
自治体営業の助言などを行っています。自治体の計画や課題を読み解き、それに合った提案を民間企業向けにサポートしています。

🗣 砂川:
民間企業の自治体提案に足りない点は何だと感じますか?

🧑 額田:
行政計画や予算の流れを理解せず、「うちの商品は良いから買ってくれるだろう」というスタンスで提案されるケースが多いです。実際には、予算や政策に沿って進むので、その文脈に合わせた提案が必要です。

🗣 砂川:
まさに行政と民間の“翻訳者”としての役割ですね。

🧑 額田:
はい、まさにそのイメージです。
行政と民間が歩み寄れるよう、双方の立場を理解した上で支援していきたいと思っています。

🗣 砂川:
OnenessLinkでは今後、どんな仕事をしていきたいですか?

🧑 額田:
個人ではできない“チームとしての支援”に魅力を感じています。行政の中で関わった事業が、民間の知恵と連携しながら形になっていく。そのプロセスにもっと関わっていけたら嬉しいです。


行政実務アドバイザー/元県庁職員 額田 健太郎

「行政の仕組み × 現場目線」で、企業の課題解決に伴走する実務家

県庁職員として、新規事業の立案から予算要求・議会対応・契約実務・広報まで幅広く担当。行政事業が実現されるプロセスとロジックに精通している。
現在は行政実務で培った知見を活かし、官公庁・自治体ビジネスに挑む企業へのコンサルティングを提供。「選ばれる提案」づくりのほか「事業化後」の実行可能性を見据えた支援を行う。

民間と行政の“温度差”を埋める、現場出身者ならではの視点。

単なる制度理解にとどまらず、現場に根ざした実務感覚と“行政のロジック”を踏まえた支援で、より実効性のある自治体ビジネスの実現を後押ししている。


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