PPPとPFIとは? 官民連携の代表的な仕組みを学ぶ!
🔷PPPとは?
PPP(Public-Private Partnership)とは?
PPPとは、公共部門と民間企業が協力してプロジェクトを実施する枠組みのことを指します。
行政が主体となる一方で、民間企業が持つ資金やノウハウを活用し、効率的かつ効果的に事業を行うことを目的としています。
🔷PFIとは?
PFI(Private Finance Initiative)とは?
PFIとは、民間企業が公共施設を建設し、その運営・維持管理まで行う形式です。
例えば、美術館、博物館、公園、学校などが対象になります。
民間企業が資金を出して施設を整備し、運営して得られる収益を自らの利益として回収する仕組みです。
この方式は、行政が施設の建設費用を負担せずに済むため、財政負担を軽減する効果があります。
一方で、民間企業にとっては、運営の工夫次第で大きな利益を得ることができる可能性があります。
🔶コンセッションとは?
コンセッションとは、行政が施設を建設し、その運営・管理を民間企業に委ねる方式です。
例えば、地方空港や上下水道、高速道路の管理などがこれに該当します。
この形式では、行政が施設の建設を行い、その後の運営部分を民間企業が担当することになります。
施設自体の所有権は行政にありますが、運営によって得られる利益は企業が獲得することが可能です。
特に地方の空港や水道施設、高速道路などのインフラ事業でよく用いられる方式で、企業にとっては長期的な利益が見込めることが特徴です。
※注意※
本記事は、筆者の専門的知見および経験に基づき読者に分かりやすいように記載しているため、一部に主観的な見解や正確でない表現が含まれる可能性があります。
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