
伴走支援
大手総合建設会社(ゼネコン)のモビリティ新規事業創出を支援
大手ゼネコン様のモビリティ新規事業創出に向けて、ビジネスモデルの整理や将来マイルストーン検討、省庁や業界団体等のステークホルダーとの関係構築などのプランニングを支援しました。
CASE STUDY 事例
大手ゼネコンA社様では、新たにモビリティ関連の新規事業立ち上げを検討しており、中長期のビジネスモデルの検討と、その実現に不可欠な官公庁・業界団体との関係構築プランが必要でした。そこでは、長期にわたる時間軸でのマイルストーン・KPI整理と、ゼネコンならではの強みを活かした事業検討、最適なステークホルダーの見極めが重要でした。

SOLUSION 当社による解決
まず、時間軸を短期(5年程度)と中長期(10年以上)に分けるととともに、ゼネコンとしての強みを活かした競争優位性のある事業モデルの検討を行いました。検討メンバーとともに社内の技術シーズ掘り起しを行いつつ、事業モデルに組み込んでいきました。
その上で、国土交通省や経済産業省の最新の政策動向を分析するとともに、当該分野で影響力のある業界団体を調査し、競合他社や関連事業者の加入・活動状況を押さえた上で、活用すべき団体及びその中の部会・WGを明確化しました。同時に産学官で影響力のあるキーマンの抽出も実施しました。
さらに、短期事業モデルを実現するためのPoC(実証実験)企画に向けたWBS(Work Breakdown Structure)整理を進めました。
一連の支援を通じて、ビジネスモデル具体化、ステークホルダーとの関係構築方策明確化、PoC準備まででき、実ビジネスフェーズに進むことができました。
POINT 成功につなげるポイント
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クライアント企業内部に入り込んでの技術リソース調査
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省庁・業界団体への個別ヒアリングも通じたステークホルダー調査
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最新の業界動向とクライアント企業の将来ビジョンとを結びつけたビジネスモデル検討